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チャペルウェディング(教会挙式)を素敵にするには?

 2018/09/13 結婚
この記事は約 6 分で読めます。 5,965 Views

教会での挙式、チャペルウェディングは女性の憧れともいえる今や定番の挙式スタイルです。
真っ白なウェディングドレスを着て、バージンロードを歩く。
まるで映画の一シーンのような光景ですね。

結婚式は教会で挙げたいというのが子供のころからの夢だったという女性も多いのではないでしょうか?
そんな女性の憧れ、チャペルウェディングを素敵にするにはどうしたらいいのでしょう。

教会挙式について基本的なことを知った上で、一生に一度の結婚式を素敵なものにしてください。

カトリック派とプロテスタント派でどう違う?

教会の宗派には、カトリック派とプロテスタント派という2つの宗派があるのをご存じでしょうか?
どちらもキリスト教には変わりないのですが、カトリック派のほうが戒律が厳しく、プロテスタント派の方が比較的寛容なのだそうです。

教会での挙式はとても人気がありますが、「キリスト教の信者じゃなくても教会で挙式できるの?」と疑問に思う方もいることでしょう。
この疑問の答えは、「できる教会もあれば、できない教会もある」というのが正解です。

カトリックの場合は、新郎新婦の両方またはどちらかが信者でないと挙式をすることができません。
しかし、プロテスタントの場合は、信仰している宗教に関係なく挙式できます。

このような違いからも分かるように、実は日本で行われている教会での挙式は、ほとんどがプロテスタント派の教会です。
教会での挙式を考えるなら、自分たちが挙式をあげられる教会なのか?事前にチェックしておく必要がありますね。

では、カトリックとプロテスタントの違とは何なのか?簡単にみてみましょう。

まず、司式者の呼び方が違います。
カトリックでは「神父」と呼びますが、プロテスタントでは「牧師」です。
そして、神を拝す場所のことを、カトリックでは「御堂(みどう)」、プロテスタントでは「礼拝堂」、神を拝す式のことを、カトリックでは「ミサ」、プロテスタントでは「礼拝」と呼びます。
また、カトリックは離婚が認められていないので再婚者の結婚はできません(死別の場合は可能です)が、プロテスタントでは離婚理由によっては可能です。

視覚的なものとしては、カトリックの十字架にはキリスト像がついていますが、プロテスタントは十字架のみという違いもあります。
それから、バージンロードの色も違いがあり、カトリックは赤または緑色なのに対して、プロテスタントは白と明らかに違います。

そして、挙式でも歌う神に捧げる歌のことも、カトリックでは「聖歌」と呼びますが、プロテスタントでは「讃美歌」と呼びます。
そういえば、教会での挙式の時に歌う歌のことは、讃美歌と呼んでますよね。

このようにいろいろな違いがある2つの宗派ですが、一般的な挙式が行えるチャペルは、プロテスタントの場合が多いようです。

キリスト教式の挙式の流れ

キリスト教式の挙式は、どのような流れで進行されるのでしょうか?
では、一般的なプロテスタントスタイルでの挙式の流れを簡単にみてみましょう。

・列席者入場(祭壇に向かって右が新郎側、左が新婦側。前から両親、兄弟、親族、友人の順に座る)
・開式の辞(牧師さんが挙式の開始を宣言)
・新郎入場(一同起立。新郎は祭壇の前で新婦を待つ)
・新婦入場(父親とバージンロードを進み、新婦の手は新郎へ)
・讃美歌斉唱(全員で歌う)
・聖書朗読・祈祷(牧師さんが聖書の一説を朗読。神に祈りを捧げる)
・誓約(牧師さんの前で結婚の誓いをする)
・指輪の交換(新郎新婦がお互いの薬指に指輪をはめる)
・誓いのキス(新婦のベールを上げて、誓いのキスする)
・結婚成立の宣言(牧師さんがふたりが夫婦になったことを宣言する)
・結婚証書署名(新郎新婦と証人が結婚証書に署名する)
・閉式の辞(牧師さんが結婚成立を報告し、閉式の辞を述べる)
・退場(新郎新婦がバージンロードを退場する)

教会から退場した後は、ライスシャワーやフラワーシャワーなど、ふたりの結婚を祝福する演出が行われます。

このような流れで教会での挙式は進行されますが、実際の時間は30分程度と案外短いものです。
緊張して全部の流れを覚えられないと心配される方がいるかもしれませんが、心配はいりません。
事前にリハーサルもありますし、わからなくなっても牧師さんが教えてくださるので大丈夫です。

キリスト教式の挙式の流れを簡単にみてきましたが、映画やテレビドラマでおなじみのシーンでもあるので、なんとなくイメージできたかもしれませんね。

教会挙式を素敵に演出するには?

教会での挙式も素敵に演出することは可能なんでしょうか?
教会というと、マナーが厳しいというイメージがありますが、挙式の演出などできるのでしょうか?

もちろん、教会としてのマナーや禁止されていえることは守らなければなりませんが、挙式を素敵に演出することは可能です。

例えば、写真撮影が一切禁止という場合や、指定された場所以外は撮影禁止など、各教会によって違いがありますので、事前に確認しておく必要があります。
それから、バージンロードは、新郎新婦と新婦の父親しか歩くことができません。
列席者であっても、バージンロードに足を踏み入れることはマナー違反になりますので、注意しましょう。

このようなマナーや禁止事項を事前に確認しておくことはとても大切ですが、その上でできる演出をすれば良いのです。

チャペルウェディングは、みんな同じで個性がないと思っている方も多いと思いますが、そんなことはありません。
あなたらしさを演出して、ぜひ素敵な挙式にしてください。

では、具体的に教会挙式を素敵に演出する方法をいくつかご紹介します。

一番の定番はフラワーシャワー。
教会での挙式終了後に、新郎新婦に向かって花びらを投げて祝福するのがフラワーシャワーです。
花の香りでまわりを清め、悪い運気からふたりを守るという意味があるのだとか。

ライスシャワーやパールシャワー、バブルシャワーやフェザーシャワー、折鶴シャワーとバリエーションはいろいろあるようですね。
ただし、どれも新郎新婦に向かって投げるものなので、当たっても痛くないような工夫は必要です。

そして、ブーケトスも相変わらずの人気です。
ブーケを受け取った人は次に結婚できると言われていますから、未婚の女性はついつい必死になってしまう演出です。
ブーケトスができない会場などでは、ブーケプルズが人気のようです。
ブーケプルズとは、ブーケに紐を数本つけておき、1本だけがブーケと繋がっているというものです。
それを未婚女性がひっぱり、ブーケと繋がっている人が次の花嫁となれるという演出です。

最近特に人気のプロジェクションマッピングは、インパクト大。
新郎新婦の子供のころの写真などを写し出したり、印象に残る演出になること間違いなしですね。

また、バブルシャワーやバルーンリリースなども人気で、巨大クラッカーや花火といった演出も人気が高いようです。

他にも、指輪の交換の時に、リボンに通した指輪を参列者によって新郎新婦まで運んでもらうリングリレーも、楽しい演出になりそうです。

入場や退場の時に生演奏で盛り上げたり、フラワーガールやリングボーイなど、キッズにお手伝いしてもらうのも心が和んでいいですね。
このように、教会挙式でもアイデア次第で十分素敵に演出することは可能です。

マナーを守って、ぜひ素敵な挙式にしてください。

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