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二人きりの結婚式はアリ?

 2018/09/13 結婚
この記事は約 5 分で読めます。 6,354 Views

「二人きりの結婚式」ってどんなイメージがありますか?
結婚式といえば、かつては両家の親族や職場の上司・同僚、友人などたくさんの人を招待して行うのが一般的でした。
最近は、神社や教会での伝統的な結婚式のほかに、ハネムーンや家族旅行をかねてリゾート地で行ったり、レストランで美味しいお料理でおもてなしをしたりと、式場も形式もさまざまです。
また、「おめでた婚」「パパ・ママ・キッズ婚」「シニア婚」などシチュエーション別のプランもいろいろ用意されるようになりました。
選択肢が増えるのはうれしいことですね。

二人きりの結婚式を選んだ人たちの理由はさまざまです。
目立つことが苦手
仰々しいのは好きじゃない
面倒なことが嫌い
親が結婚に反対している
新郎側と新婦側で招待客の数に差がある
結婚式にお金をかけたくない(ほかの事にかけたい)
両親にあれこれ言われずに、自分たちの思うようにしたい

まずはどのような結婚式をするかを決めるところから、お二人の共同作業の始まりです。

二人きりで結婚式を挙げるメリットとは?

二人きりで結婚式を挙げるメリットは、大きく分けて、費用が抑えられる・準備が簡単・気分が楽ということです。
一般的な結婚式の費用総額は、全国平均で約343.8万円、招待人数は約73人です。
二人きりの結婚式は、挙式費用のほかにドレスやアクセサリー・ブーケ・タキシードのレンタル料やヘアメイク代、写真なども含めて10万円までで行えるプランもたくさんあります。
日程や時間帯、その他の条件によっては、さらに抑えることも可能です。
予算があまりないけれど結婚式をしたいという人はもちろん、その後の結婚生活にお金をかけたいという堅実な人も少なくありません。

結婚式の準備で大変なことのひとつが、招待客選びです。
誰を招待して誰を招待しないかは、誰もが悩むところですね。
遠い親戚や同僚・友人のなかには、お祝いする気持ちはあっても、正直あまり招待されたくはないという人もいます。
仕事を休みにくい人もいるでしょう。
お祝いや交通費その他もバカになりません。
二人きりで結婚式を挙げる場合は、そのような負担をかける心配はなくなります。

招待客を選んだあとは、席次決めや招待状の準備などです。
衣装選びや当日の演出の相談などはワクワク楽しいものですが、こういった気を使う事務作業は、正直、楽しいものではありません。
その点、二人きりの結婚式なら、余興やスピーチなどをお願いする必要もありませんし、招待客のための演出などの気遣いをする必要もありません。

このように、準備が煩雑になればなるほど、式場に足を運ぶ回数も増えますが、二人きりの場合は、衣装合わせやヘアメイクの打ち合わせに行く程度で、当日を含めても数回で済みます。
式場が遠方の場合や、仕事の都合を付けにくい場合などもありがたいですね。

あなたたちの価値観にあったあなたたちのための結婚式ができる、これこそが二人きりの結婚式の醍醐味でしょう。

結婚式を二人きりで挙げるとこんなデメリットが!

結婚式を二人きりで挙げた人が、後になって後悔したことの中で最も多いのが、「晴れ姿を親に見せられなかった」ということです。
みんなの前で仰々しいことはしたくないとか照れくさいとか思っていても、いざドレスアップした自分の姿を見ると、親にも友だちにも見せたくなってくるのが女心です。
何と言っても、花嫁姿は特別ですものね。
母親が心残りに思うことのトップに挙げるのも当然でしょう。

あなたが二人きりで結婚式を挙げたとしても、友人や同僚の結婚式に招待されることは考えておかなくてはなりません。
先に友人の結婚式に招待されていた場合は、たとえ二人きりの結婚式であっても、同じだけのお祝いをもらえる可能性が高いですが、あなたが先の場合、お祝いの気持ちやプレゼントをもらう程度ということもあるでしょう。
それでも、招待を受けた場合には、相場相当のお祝いが必要になります。
そんなこと気にならない人ならば問題ありませんが、そうでなければ考えておいたほうがいいですね。
また、結婚式に招待しなくても、お祝いをいただけば内祝いの手配等は必要です。
その煩雑な作業を考えると、1日で全てが終る結婚式をする方が合理的だという意見もあることは、頭にとどめておきましょう。

そして、ある意味一番大変なのが、親族からの不満です。
結婚式や披露宴は、二人だけのためにあるものではなく、社会的なお披露目とご挨拶の場であると考える人も多いです。
普段からのお付き合いの程度や地域・事情にもよりますが、「自分たちの事しか考えてない」と不愉快に思われるのは、本意ではありませんよね。

みんなから祝福される結婚式にするために

結婚式は二人きりで挙げる場合であっても、双方の両親や親族、職場や友人など義理のある方への報告と挨拶は必要でしょう。
個々に足を運ぶこともいいのですが、これから家族仲良くやっていくためには、後日あらためて食事などを楽しむ機会を設け、両家の顔合わせをしたり感謝を伝えたりするのもいいですね。

いずれにせよ、二人でよく話し合うことはもちろん、お互いの両親の意見も聞いた上で、できるだけ納得して進めることが大切です。
二人きりの結婚式だからと好き勝手に決めてしまっては、いらぬトラブルを招きかねません。
親の想いとは違っても、若い二人に素直に相談されれば、案外譲歩できることもあるものですよ。

結婚式は、人生のもっとも大切なイベントのひとつです。
それと同時に、その日一日で終わるのではなく、そこから二人での社会生活がはじまります。
二人きりの結婚式であってもなくても、精一杯の心配りで、みんなに祝福される結婚式にしたいですね。

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