なぜコンテンツとしてストーリーが愛されているのか?
今流行のインスタグラムでさえ。犬の画像であれ。風景であれ。料理であれ。
シンプルで飽きのこないコンテンツがストーリー。
画像からストーリーが感じられるものが人気。
作家のみならず、評論家からも愛され、コンテンツの一部を飾るこのストーリーの本当の魅力を知ってますか。
Youtubeなど動画ならなおさらです。
このストーリーの多機能さは意外ですよね。
ストーリーに心が惹かれるという事実
ユーザーは、ストーリー性のあるものに心を惹かれます。
たとえば同じ製品であっても、なにで違いを感じるか?
なんらかの興味深いストーリーがあれば、高い価値を感じます。
例えば、実演販売。見てください。彼らはストーリーを演じてます。
彼らを見て、素晴らしい役者だなんて思いませんか?
この製品がなんでこんなにキレがすごいのか。
この製品がみなさんを救うのか。
ストーリー仕立てで説明しているのです。
はっきり言いましょう。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
最後はその製品でハッピーエンドです。
みなさんは、彼らがつくるストーリーを見ているのです。
彼らの話しているとき、その製品を使っている自分が浮かんでいませんか?
刷り込まれてきたコンテンツ
ストーリーは、わたしたちが生まれてから今まで私たち自身に刷り込まれています。
例えば、見ていきましょう。
コンテンツとしての桃太郎
鬼退治は、退治とは、社会に出て行く事。社会のきびしさを。それを鬼とたとえていると言われます。
鬼退治とは、社会の中で、立派に独り立ちできるようになったこと。
そして、鬼からもらった宝物。その宝物をもらって、父母の元に帰って、親孝行をしたと教訓のお話。
桃太郎って以外と、桃太郎→独り立ち→親孝行
舌切りスズメ
教訓は、欲張ると怖い目にあうよ。あと動物を大切にしようね。
見事に謙虚さをかたってますよね。夫婦でか?ってぐらいですが。そんな人と結婚するなよと誤解する人もいるかもしれませんが、欲張ると怖い目。ほんと教訓です。
思いませんか?昔話って見事にコンテンツ、教訓があるんですよ。それ以上に鮮明ですよね。
この話を、直接「欲張ると怖い目にあうよ」といっても実際、自分自身がなってみないとわからないのが人間。
これをストーリーで小さい子たちに語っているのですよ。実際あって、痛い目にあうことなんて、親だって誰だって望んではいませんもんね。経験させるわけにはいけない。
ちゃんと伝えなければ。そうだ、例えばね、むかし、むかしね、あるところにね。こういう人がいたんですよ。
子供たちはそれで?それで?
人って、他人の経験談好きですもんね。成功体験。失敗体験。特に失敗体験。すみません。話がずれました。
そしてどうでしょうか?
これらの上の物語。桃太郎に舌切りスズメ。教訓という割れればああそうだよねと思うかもしれません。
でも、それ以上にストーリーは、はっきり覚えていませんか。
知らず知らず、記憶に残っていることは、ストーリーなのは事実です。
ここで教訓を覚えてないとダメじゃんなんて思わないのでください。それが人間です。
なにも印象に残らないよりマシでしょ。
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惹きつけるものがストーリーだと思ってください。
行動させるものは別です。
身近にストーリーがないというイタイ人
ここまで見てきた通り、ストーリーはかなりのパワーを持ちます。
でも、書けない人っているんだ。「ストーリーないもん」って。
下町ロケットを見ましたか?
あれ見て、「明日の仕事俺も頑張ろう」「俺の仕事に活かそう」と思ったあなた。
バッチリ、ストーリーあるじゃないですか。
商品の「開発秘話」や、原料へのこだわりの物語などがあの物語の骨格ですよ。
そこにいろいろな人の心情がからんであれほどの物語になったんですよ。
サービスでは、個人的な秘話やサービス開始までのいきさつ、改善の変遷などがありましよね。
こちらはプロジェクトXですよ。
重要なのは、単なる説明に終わらないこと。
ドラマチックだったこと、あるいは面白おかしかったことを隠さず伝えること。
恥ずかしかがらずに伝えること。それを徹底するほど、ユーザーは引き込まれちゃいますよ。
だからコンテンツにストーリーなんだよ。バカ
あくまでも、コンテンツは伝えることが主役。ストーリーは、控えめながらもその使い勝手の良さに人気、みんな使ってます。
インスタグラムに、ユーチューブにもっと動画であろうが、画像であろうがストーリーを取り入れたクリエーターがたくさんいるようですよ。