ねこぶだしの効果や塩分調整の方法とは?味噌汁や卵焼きなどねこぶだしレシピ集
あなたは毎日「出汁」をとっていますか?
和食の基本とも言われいて、中でも昆布と鰹節で取る出汁は上品でとても味わい深いですよね。
だけれど毎日一番出しをとる作業って慣れていないと結構手間がかかるんですよね。
そこで今、流行しているのが根昆布とかつお節エキスが合わさってできた「ねこぶだし」
ここではねこぶだしの効果や卵焼きなどのレシピ、塩分についてまとめたいと思います。
ねこぶだしの人気の理由とは?
ねこぶだしは通販番組などで取り上げられていて、現在も爆発的に人気があるお出汁です。
なんでも自称食通の梅沢富美男さんもその味を絶賛し、愛用しているとのこと。
醤油やみその代わりとして、炒め物、煮物、汁もの、漬物、鍋など気軽に色々な料理に使えるところも人気の理由の一つとも言えるでしょう。
このねこぶだしは、日高昆布の根昆布のうま味を凝縮し、さらにかつお節エキスをもブレンドした液体ダシです。
ねこぶだしのお味は、特殊な技法で昆布を数日間かけて溶かしているので、素材のままの昆布のうまみやコクなどがでてとても濃厚です。
なんでも昆布には「グルタミン酸」といううま味成分がたくさん含まれていて、さらにかつお節には「イノシン酸」という、これまたうま味成分がたくさん含まれてるこの2つが合わせれることによって「うま味の相乗効果」が得られて、納得の美味しさなんですよ。
また根昆布のもつカルシウム、ビタミン、ミネラル、アミノ酸等といった、現代人に不足しがちな大切な栄養成分が含まれています。
根昆布の効能・効果
ではねこぶだしを使うことによって、期待される効能や効果はあるのでしょうか?
ねこぶだしは根昆布を丸ごと使用しているので、根昆布の効能や効果をそのまま期待することができるんです。
根昆布には以下の成分が含まれています。
アルギン酸 フコイダン フコキサンチン EPA ミネラル(マグネシウム、鉄、ヨウ素、セレン 等)
フコイダンが、免疫力を高めて、ガンの抑制&血液サラサラ効果を促します。
根昆布の機能性成分のアルギン酸はコレステロールを減らし、高血圧を改善。食物繊維は便秘に効果的。
さらに、新陳代謝の促進に役立つヨウ素が含まれており、エネルギー代謝を高め脂肪がつくのを予防します。
まとめると、ねこぶだしには、
- がん予防
- 便秘解消
- 整腸作用
- 糖尿病予防
- 貧血予防
- 中性脂肪抑制
- 血糖値上昇抑制
- ダイエット効果
- 紫外線から肌を守る作用
などの効果が期待されます。
味噌汁・卵焼き・茶碗蒸しなど。ねこぶだしレシピ集
ねこぶだしは炒め物、煮物、汁もの、漬物、鍋など色々な料理に簡単に使うことができます!
中にはピザにねこぶだしをかけて、ピザを和風ピザテイストにして食べる人もいるそうです。
特に使い方は制限されていないので、様々なものに利用して自分好みの味を見つけてみましょう。
一つだけ注意点として、ねこぶだしは塩分が少し強いのでかけすぎないように気をつけてくださいね。
ここでは代表的なねこぶだしを使用したレシピを紹介します。
ねこぶだし味噌汁
お出汁と言ったらまずは味噌汁でしょう。
ねこぶだしを味噌汁に使うときには、3~4人分に対して小さじ1杯の割合で加えます。
液体なので簡単に溶けるのでとても便利です。
1度ねこぶだし味噌汁を食べてしまうと、なかなか以前のお味噌汁に戻れないぐらい美味しいと感じる人が多いみたいですよ。
卵かけごはんにねこぶだし
生卵にかける醤油の代わりにねこぶだしを使用します。
シンプルですが、だからこそねこぶだし本来の味が出て、しかも卵ととても合うので是非試してほしい方法です。
ねこぶだしだし巻き卵
こちらも卵レシピです。
好みもありますが、卵2つに対して小さじ1/2のねこぶだしが適当です。
ねこぶだしに塩分があるので、ねこぶだし以外の調味料は加えなくても十分です。
だし巻き卵はお砂糖入りが鉄板というご家庭はお砂糖を加えてください。
このねこぶだしだし巻き卵もねこぶだしを購入した方の多くが試す鉄板レシピです。
ねこぶだし浅漬け
塩分もあるからねこぶだしは浅漬けにもぴったり。
ねこぶだしのみで冷蔵庫の余っているお野菜をつけておくだけで完成します。
材料(2〜3人分)
キャベツ(一口大)200g
きゅうり(スライス)100g
にんじん(スライス)100g
根昆布だし 大さじ3
作り方
1. お好みの野菜を食べやすい大きさに切る
2. ビニール袋に野菜と昆布だしを入れて揉む。
3. 冷蔵庫で3時間程度、味を馴染ませる。
ねこぶだし茶碗蒸し
少し応用編ですがねこぶだしは茶碗蒸しにも合います。
茶碗蒸しに入れる具材はかまぼこや鶏胸肉、たけのこ、ぎんなんなど好きなものを入れてくださいね。
材料(4人分)
* 卵…2個
* 水…300cc
* ねこぶだし…小さじ4
作り方
1. 卵を溶いて、水300ccとねこぶだしを加える。溶き卵をこしておくとさらに良い。
2. 他の具材は食べやすい大きさに切って、容器に入れて置く。
3. そこにねこぶだし入りの溶き卵を加えてアルミホイルで蓋をする。
4. 鍋の半分くらいまで水を加えて、容器を並べたら鍋に蓋をして火にかける。
初めは強火で沸騰するまで熱し、沸騰したら弱火にして7分、その後は火を止めてさらに7分蒸らしたら完成。
塩分が強い?ねこぶだしの減塩方法
ねこぶだしは、他の出汁と比べると、しっかりした味をしています。
ですので他のだしと同じような量で使用するとしょっぱい!と思う人も多いことでしょう。
実際、ねこぶだしの塩分は13%。
決して低い数値ではありません。
ただし、ねこぶだしを使うことで味がしっかりするので、例えば煮物だったら醤油などの他の調味料を減らすことによって調節は可能なんです。
醤油のわかりにねこぶだしを少し使うだけで十分だから、逆に減塩になっていると感じる人もいます。
要は、自分の使い方次第なんです。
塩分が気になる人は、できる限り他の調味料とは併用せずに、ねこぶだしの食材の味や旨味を上手に利用してみましょう。
いかがだったでしょうか?
ねこぶだしを使う事で、普段の料理を簡単に美味しくする事ができます。
特に毎日出汁をとる時間のない人には是非使ってみてほしい商品です。
きっとあなたの料理のレパートリーが広がることでしょう。
ねこぶだしでワンランク上の味を楽しんでみてくださいね。