介護なんてしたくない!そう思ったときに背中を押す4つのことをまとめた!
あなたの親が何かの拍子に、
急に入院することになったらどうしますか?
すぐに親のためになる行動を起こすことができますか?
親のためになる言葉をかけてあげることができますか?
私は実際、祖父の介護を手伝ったことがありますが、
正直言って最初から理想的な介護をすることなんてまずできません。
もしも頭の中でやるべきことを理解していたとしても、
もう『介護なんてしたくない!』『介護なんてやりたくない!』と、
どうしてもどこかでネガティブな考え方に陥ってしまうのがオチです。
それでも親のために行動せねばと、ネガティブな考え方をなんとか振り切って行動に移せればよいのですがね。
ちょっと話は介護からもどしてみましょう。
例えば、介護とは言わずとも、離れて暮らしている親が入院したとしましょう。
そんなとき、お見舞いはどのペースでいけたらよいと思いますか?
そうですね、入院程度でしたら週1回行ければ良い方でしょうか。
でも親にとってあなたしか頼る人がいない場合、困ることもしばしば。
わたしは洗濯物や食事など、とにかくこき使われたものです。
心配事もあり、毎日通うときもあったり…。
あなたもそのくらい、頼られてしまうタイプではないでしょうか?
そのように、例えば親が何かをきっかけに入院したときの『自分がついつい親を心配してしまう気持ち』の大きさが大きければ大きいほど、心のどこかで『もう介護なんてしたくない!』と、ちょっとばかり心の片隅で思う可能性があることを常に意識しておく必要があります。
なぜなら私自身がそうでしたから。親を心配することは決して悪いことではないのですが、親のために尽くせば尽くすほど『介護なんてしたくない!』と、ふとしたときに思ってしまうものです。
そんな頑張り屋さんの人が『もう介護なんてしたくない!』と思ったときに、ちょっとでも背中を押してあげられることはないものか?ということで実際に役に立ったのは、以下の4つのことでした。ぜひ、ちょっとでも参考にしていただけたらと思います。
親の入院中に利用したいサービスと、退院した後の生活、介護がスタートするかも?
など今のうちに考えておくべきこと4つをまとめてみました。
『もう、介護なんてしたくない!』ときに背中を押す1つ目は、
入院中の洗濯物は洗濯代行サービスを使う
1人で入院生活をサポートするのはとても大変でしょう。洗濯物のために2日に1回顔を出す。むしろ毎日病院に通う。というかたもいるのでは?
もちろん顔を出すことで親は安心するでしょうし、嬉しいのはわかるんです。
でも毎日病院へ通うのはあなたの生活の負担になりませんか?
洗濯物は、洗濯代行サービスを利用するととても便利です。
病院にはコインランドリーを設置しているところもあるかと思いますが、術後や体の調子が悪い方は、自分でランドリーに持って行くのも大変でしょう。洗濯代行サービスなら、病室から運んで洗濯してくれるし、持ってきてくれる。とても便利なサービスです。
『もう、介護なんてしたくない!』ときに背中を押す2つ目は、
入院中の親の世話に親戚が口を出してくるときもありますよね。
親と仕事どっちが大事なの?
そんなこと言われても、あなたもあなたの生活があるのです。親もそれを理解して、遠くに住んでいることを納得したのでしょう?だったら、あなたは、親戚の小言はスルーして、行ける時にできるだけ行ってあげればいいのではないでしょうか。
もちろん、親戚のおじさんやおばさんにお世話になっていることを忘れず、感謝の気持ちで接しましょう。
『もう、介護なんてしたくない!』ときに背中を押す3つ目は、
急に退院してくださいと言われたら、まずは病院の相談室へ
手術が終わったら、数日で退院してくださいと言われることもしばしば。
わたしのばあちゃんの時もこんな状態で家に帰すの?とびっくりしたし、なんか残念な気持ちになったものです。
病院側も、何ヶ月も入院されると利益がでないために、退院してくださいというようです。
急に退院と言われても、在宅での看護や介護の態勢は全く整っていませんよね?
そんなときは、まず先生、病院の相談室に相談してみましょう。
別の病院の紹介などしてくれるはずです。
そして最後 『もう、介護なんてしたくない!』ときに背中を押す4つ目は、
退院後の介護用ベットや車椅子はレンタルしよう
このとき、車いすや介護用のベッド、トイレなど買うかレンタルするかとても迷うことでしょう。まずはレンタルをおすすめします。
自宅での介護も長期になるのか、または短期なのか想像もつかないですが、地域包括支援センターでレンタルをすることも可能です。
介護保険制度を利用すると、負担額も激減。買うよりもとってもお得です。
とにかく入院した、退院するというときは焦らず、誰かに相談するところから始めてみましょう。特に、遠く離れて暮らしていると親の状況もわからないものです。先生や病院の相談室との相談の時間を大切にしていきたいですね。
以上、いかがでしょうか?『もう、介護なんてしたくない!』ときに背中を押す4つのこと、ぜひ参考にしてみてくださいね。