老後の資金はいくら必要?二人あわせて3000万円は確実に必要ですね。
老後の資金、夫婦でいくら必要かわかりますか?年金はもらえても生活は厳しいことを考えると2人合わせて、3000万円は確実に必要です。先のことだからイメージはわかないかもしれませんが、今の高齢者と比較してみると、現在の高齢者が30歳代のときとは給料の価値もまたちょっと違います。
今の高齢者と比較してみます。今のお年寄りが30歳代の時代、お給料も右肩上がりで、銀行に預金すると7%近い金利でした。現在も年金をたくさん貰っています。
話はそれますが、『金利』と『時間』って大事です。100万円を7.2%で預かってくれる金融機関があるとすると、10年後には200万円になります。20年後には400万円、30年後にはなんと800万円です。『金利』と『時間』をうまく利用し、お金を増やすことが可能でした。
現在の30代は、年金はまともにもらえない。まずこれが大きいと思いますが。終身雇用ではなくなり、給与も50代からは減っていく、銀行に預金をしても0.02%の金利では増えません。100万円を0.02%で預けた場合、10年後には100万2千円。20年後には100万4千円、30年後には100万6017円です。ATMを使ったら手数料分でおしまいです。
今の高齢者のようにはいかないことを早く知って、『時間』を上手に使ったお金の貯め方をすることが大切です。
老後の余裕ある生活費を35万円/月と仮定すると、夫婦2人で60歳からお亡くなりになるまでに必要な老後資金の合計は約1億円です。この1億円のうち、国から支給される年金が5000万〜6000万といわれています。現在のように年金がもらえたとしても、4000万〜5000万円、少なくとも自分の貯金で3000万円は準備が必要です。
「時間」を有効に使った、お金の貯め方をしていきましょう。
人生における3大資金『住宅・教育・老後』のイメージをつかむ。
2020年の東京オリンピック。家族みんなで観戦に行きたいですよね?
これからの生活で『家を買いたい、教育に力を入れたい、老後も豊かに暮らしたい、車を買いたい、家族旅行をしたい』など楽しみがたくさんあると思います。
こられの夢を実現させていくためにも資金を準備することが大切です。自分の家が欲しい家庭が住宅資金だけを考えていると、教育資金が疎かになる。老後の資金だけを今から考えていても楽しくないですよね?
マイホームは購入したいけど、子どもを大学に行かせる余裕がなくなった子どもを大学まで行かせることができたけど、定年後72歳まで住宅ローンが残って、老後の生活資金は毎月5万円。これは困りますよね?全ては計画とバランスです。
家庭によって最適な貯蓄方法は変わってきます。絶対に同じということはありません。人生全体のお金の流れをイメージすることがとても重要です。お金の流れを知り、問題を知る。必ず解決策はあります。お金のバランスを少しだけ変えると、貯金することは可能なんです。
人生のなかでも、重点的に考えなければならないのが3大資金です。
『住宅資金・教育資金・老後資金』をしっかり踏まえた上で、貯蓄の計画を立てていきましょう。