これは使える!ウォークインクローゼットの収納術
住みやすい家、暮らしやすい家にするために、なくてはならない収納。
人気のウォークインクローゼットも、使い方次第で便利なスペースにもなれば、無駄なスペースにもなってしまいます。
収納は苦手という方も多いですが、実はポイントさえ抑えれば、それほど難しいものでありません。
そこで、使えるウォークインクローゼットにするための収納術をご紹介しましょう。
使用頻度別・種類別に収納場所を決める
使えるウォークインクローゼットにするためには、探しやすく収納することが重要です。
そのためには、使用頻度別・種類別に収納場所を決めると上手くいきます。
ウォークインクローゼットに入れる洋服や小物などは、それぞれ使用頻度が違いますよね。
毎日のように使うもの、週に1回くらいしか使わないもの、年に数回しか使わないものなどさまざまです。
そこで、その使用頻度別にクローゼット内のどこに収納するかを決めるのです。
デイリー使いのものは手の届きやすい位置に、年に数回しか使わないものは奥の方に収納します。
L字型やコの字型のウォークインクローゼットの場合は、そのコーナー部分は使いにくく取り出しにくい場所です。
このコーナーには、年に数回しか使わないものや重たいものを置くといいでしょう。
スーツケースなどを入れておくにはピッタリの場所ですね。
キャスターの付いた収納ケースにオフシーズンの小物などを入れておくと、デッドスペースも無駄なく使えます。
次に種類別に収納場所を決めます。
ハンガーに掛ける服も、シャツ、ジャケット、コートなどの種類別にまとめると使いやすくなります。
夫婦でクローゼットを共有する場合は、夫のスペースと妻のスペースを決めておくことでわかり易い収納になるでしょう。
ハンガーの上の棚には軽い物を置くといいですね。
取っ手のついた収納ケースなどに入れておくと、取る時に便利です。
中身がわかりにくい場所なので、何が入っているかラベルを貼っておくと良いですね。
収納術はスペース活用術
ウォークインクローゼットをいかに使いやすくするかは、スペースをいかに有効活用するか?ということ。
つまり、収納術は、スペース活用術なのです。
決められたスペースをどうすれば有効活用できるかが、ウォークインクローゼットを「使えるスペース」にするカギです。
スペースを有効利用しようと、空いているスペースに物を詰め込んでしまっては逆効果です。
何がどこにあるかわかりにくいクローゼットとなってしまいます。
一目で何がどこにあるかわかるように収納することが、何よりも大切なポイントです。
引出しタイプの収納に服を入れる場合は、たたみ方に工夫をしたり、仕切りをつけて立てて収納すると、一目で何があるかわかるので便利です。
また、棚を作る場合は、何を置くか決めてからそのサイズに合わせて高さを決めれば、スペースを無駄なく利用できます。
ハンガーを同じタイプのもので揃えておくことも、スペースを有効に使うためには大事なポイントです。
大きさや種類の違うハンガーを使うと、無駄なスペースができ、結果的に収納できる洋服の数が減ってしまいます。
また、服の丈を揃えて掛けることで、見た目もスッキリするばかりか、丈の短い服の下を収納場所として活用することも可能になります。
そして、多くの方が悩むバッグの収納。
マチのあるタイプのバッグは、横にして重ねると型崩れしてしまいますので、ブックエンドなどを利用して立てて収納するのがおすすめです。
あまり使わないバッグなどは、1点ずつ取っ手のついた箱などに入れて棚の上に置いておくのも良いでしょう。
また、吊るすタイプや壁掛けタイプの収納グッズを利用するのも良いですね。
収納ケースを置く程のスペースはないという場所や、少しだけ余っているスペース、ドアの裏側などを有効利用したいときに便利です。
それから、壁に直接吊るしてしまうという方法もありますね。
片側だけに収納スペースのあるウォークインクローゼット場合、もう片側は壁です。
この空いている方の壁にフックをつければ、壁に掛けて収納することが可能になります。
何を掛けるかは、あなたのアイデア次第です。
使えるウォークインクローゼットにしよう!
使えるウォークインクローゼットは、見つけやすいウォークインクローゼット。
見た目にもスッキリとした収納を心がければ、どこに何があるかわかりやすくなります。
特に小物類は、いかにわかりやすく収納するかがポイントです。
いっそのこと、お店のディスプレイのようにしてしまうのもいいですね。
見せる収納にすれば、コーディネートもしやすくなります。
また、ウォークインクローゼットを使いやすいスペースにするために、クローゼットの中に置いておくと便利なものがあります。
それは、椅子と大きな鏡(スタンドミラー)です。
椅子は背もたれのついていないスツールタイプがおすすめです。
椅子があれば、高い所のものを取る時の踏み台にもなるので便利です。
大きなスタンドミラーは、コーディネートするときに必要ですよね。
要するに、どこに何があるかが一目でわかるように収納することが、収納術の全てです。
探したいものがすぐに見つかれば、結果的に使えるウォークインクローゼットになりますからね。
ウォークインクローゼットの収納術というと難しく感じますが、ポイントさえ押さえればそれほど難しくはありません。
使用頻度や種類別に収納する場所を決め、スペースを有効に利用しながら、見やすくスッキリと収納すれば良いのです。
そうすることで、探したいものが見つけやすいクローゼット、つまり、使えるウォークインクローゼットになるのです。