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地震に耐える家のポイントって?耐震設備のコストは耐震等級を考えるべき。

 2018/09/27 住まい
この記事は約 4 分で読めます。 3,286 Views

耐震設備のコストってどのくらい?耐震等級はいくつなのか調べておくべき。

耐震・制震・免震で安心して暮らせる家を!建物を強固にして地震に耐える「耐震構造」揺れを逃す「制震・免震」東日本大震災以降、どの工務店、ハウスメーカーも地震対策に力を入れ商品開発をしています。

耐震基準とは?

 建物の安全性を守るため、建築基準法では構造強度に関しても一定の基準を設定。耐震性に関しては、震災の経験を踏まえ改訂されてきています。

品確法の耐震等級とは?

等級1:数百年に一度発生する地震(震度6強から7)の地震力に対して、倒壊、崩壊しない。また、数十年に一度発生する地震(震度5相当)に対して損傷しない。一般住宅の基準となっている。

等級2:等級1の地震力の1.25倍に対抗。学校や体育館など避難場所になる建物の基準となっている。

等級3:等級1の地震力の1.5倍に対抗。病院や消防署など災害時に拠点となる建物の基準となっている。

建築基準法を守れば震度6強でも倒れない家になる?
 現在の建築基準法では、震度5弱相当の地震では建物に損傷がなく、十分生活できるんです。まれに起こる震度6強相当の揺れ1回でも建物は、損傷しても倒壊することはなく人の命を守れること。と定められているんです。
 耐震性の確保が重要です。新築の場合は基準をまおらないと建築が認めらていないんです。平成12年に制定された品確法では、施主が耐震性を判断する目安となるよう3段階の耐震等級が示されています。
 
 構造見学会などで、この家の耐震等級はいくつなのか、聞いてみるとよいでしょう。耐震設備にどのくらいコストがかかるのかなど、詳しい話が聞けるはずです。

地震に耐える家のポイントって?軟弱な地盤でも地盤補強が肝

地震に耐える家のポイントって知っていますか?
 住宅本体も大切、でも本体より基礎。基礎より地盤に注意を。地震に耐える家を建てるために最も重要なポイントは「土地選び」です。平坦地では周囲より小高い場所が良いとされています。それでも理想的な土地に出会うことはごく稀です。そこで土地の欠点をクリアするのが地盤調査や地盤補強工事です。

軟弱地盤は地盤沈下する?軟弱な地盤のまま家を建てる。
 それは、基礎全体が沈む「地盤沈下」や、柔らかい部分だけが沈む「不同沈下」で家が傾く危険性が。どちらも、建物に大きなダメージを与え、耐震性・耐久性を著しく低下させてしまいます。また、床の傾きなどで精神的なストレスを受け、健康を害する恐れもあるんです。住宅本体の工事だけでなく、基礎や地盤にも注意しましょう。強度が足りなければ地盤補強が必要となります。

切土と盛土地盤も注意が必要?

 「切土(きりど)」は山や丘陵地に住宅を建てる際に、斜面を削って平らにした場所のこと。もともとの地面を切り取っただけなので、地面は固く締まった状態。一方、「盛土(もりど)」は谷や斜面を平らにするために土を盛った場所のことです。土を盛って圧をかけても、どうしても元の地面よりも柔らかいところもあります。
 盛土地盤はしっかりと締め固めないと雨などで沈下する可能性があるんです。さらに、人工の壁で土を支える擁壁工事が必要となります。また、万が一、盛り土の中にガレキなどが混入していると、そこに水がどんどん染み込みます。そして地盤が緩んで、地盤沈下を起こしてしまうことも。地盤調査で盛土が軟弱だと分かったら、盛土の下の強い地盤(支持層)まで釘を打ったり、地盤補強を行って安定した地盤にすることが重要です。

誰しも地震や土砂降りで家が崩壊してしまうのは嫌ですよね。重要なのは土地選び。もし軟弱な地盤でも地盤補強をして安心して暮らせるようにするとよいですね。

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