会津若松城(鶴ヶ城)の駐車場やアクセス方法は?若松城の歴史や城主など会津若松城まとめ
会津若松市の観光名所と言ったら何を思い浮かべますか?
きっと多くの人が会津若松城を思い浮かべるでしょう。
そしてこの会津若松城、地元の人には鶴ヶ城と呼ばれています。
平成27年再建50周年を迎えた会津若松城(鶴ヶ城)。
ここではそんな会津若松城(鶴ヶ城)の歴史やアクセス方法、駐車場などをまとめます。
会津若松城へのアクセス方法は?
【会津若松城(鶴ヶ城)の基本情報】
住所 | 福島県会津若松市追手町1-1 |
電話番号 | 024-227-4005 |
開城時間 | 8:30~17:00(入館時間は、16:30まで) |
料金 | 大人:410円、子供:150円 |
車でのアクセス
磐越自動車道【会津若松IC】より車で約15分
(福島空港より会津若松ICまで約1時間30分)
電車でのアクセス
JR会津若松駅下車 → タクシー(7分)または、バス(15分)
バスでのアクセス
会津若松城(鶴ヶ城)へのアズでのアクセスは「街なか周遊バス」の利用が便利です。
「ハイカラさん」と「あかべぇ」の2つがあり、それぞれ時計回り・反時計回りに運行しています。
1日フリーパスを購入すれば、何度でも乗り降り自由なのでお得です。
会津若松城の駐車場まとめ。どこが一番駐車いしやすい?
会津若松城(鶴ヶ城)には公園内に西出丸駐車場、三の丸駐車場、南口駐車場と3箇所の駐車場が計273台整備されています。
駐車料は有料で基本的に全て同一料金で統一されています。
駐車スペースは十分にあるので、普段の日は駐車できないような事は無いのですが、イベントや年末年始、桜の時期は混雑する場合があります。
鶴ヶ城公園西出丸駐車場
住所 | 〒965-0873 福島県会津若松市追手町1-1 |
料金 | 最初の2時間が300円。以後1時間おきに100円増※バイクは無料 |
営業時間 | 6:30~18:00※季節によって変動あり |
収容台数 | 200台 |
鶴ヶ城公園西出丸駐車場は、会津若松城(鶴ヶ城)の西側にある駐車場で、収容台数も多めです。
天守閣に比較的近い駐車場でなるべく歩きたくない人にもおすすめです。
鶴ヶ城公園西出丸駐車場は会津若松城(鶴ヶ城)周辺の駐車場の中でもっとも大きい駐車場であり、イベントごとなどがない限りとめられる可能性が高いです。
公衆トイレも併設されており、鶴ヶ城天守閣・鶴ヶ城観光案内所にも近いので何かと便利です。
ただし、天守閣までの道のりはやや坂道が続きます。ですのでベビーカーや車椅子の人にとってはやや歩きにくく、その場合は鶴ヶ城公園東口駐車場の方がオススメになります。
鶴ヶ城公園南口駐車場
住所 | 〒965-0807 福島県会津若松市城東町15 |
料金 | 最初の2時間が300円。以後1時間おきに100円増 |
営業時間 | 7:30~18:00※季節によって変動あり |
収容台数 | 35台 |
鶴ヶ城公園南口駐車場は規模は小さいですが以外と空いている穴場な駐車場です。
混雑している時などは、はじめからこの駐車場を狙っていくこともおすすめです。
きちんと公衆トイレも併設されています。
会津若松城(鶴ヶ城)本丸までは徒歩で10分程度になります。
鶴ヶ城公園東口駐車場
住所 | 〒965-0807 福島県会津若松市城東町1 |
料金 | 最初の2時間が300円。以後1時間おきに100円増 |
営業時間 | 7:30~18:00※季節によって変動あり |
収容台数 | 129台 |
鶴ヶ城公園東口駐車場は県立博物館・陸上競技場・市民文化センターの近くにある駐車場です。
会津若松城(鶴ヶ城)周辺の3つの駐車場の中では比較的新しい駐車場です。
坂を登る必要がなくアップダウンが少ないので、車いすやベビーカーの人でも本丸へのアクセスしやすいオススメの駐車場です。
公衆トイレも併設されています。
番外編:鶴ヶ城会館の駐車場
住所 | 〒965-0873 福島県会津若松市追手町4-47 |
料金 | 入庫25分以内は無料サービス 大型1時間500円、以降1時間ごとに500円加算 自家用車1時間200円、以降1時間ごとに100円加算 バイク1回100円 ※2,000円以上利用で1時間無料、3,000円以上利用で2時間無料 |
営業時間 | 9:00~17:00(4月~11月) 9:00~16:00(12月~3月) |
収容台数 | 普通車200台、大型バス50台 |
鶴ヶ城会館はお城の入り口にあるドライブインで、食事、お土産などに利用できる大型施設です。
会津若松城(鶴ヶ城)から徒歩5分という立地で、さらに2,000円以上利用すれば1時間駐車場代金が無料に、3,000円以上利用すれば2時間無料になります。
食事をしたりお土産を買う予定があるならば鶴ヶ城会館はとてもオススメの駐車場になります。
会津若松城?鶴ヶ城?どっちが本当の名前なの??
福島県会津若松市にあるお城、地元の人からは「鶴ヶ城」、福島県外の人からは「会津若松城」と言われるお城があります。私も福島県内の人間ですが、当たり前のように鶴ヶ城と呼んでしました。だって設置されている看板は鶴ヶ城だし。
地図だって鶴ヶ城。
ですか、実は正式名所は「(会津)若松城」なんです。
では何故、会津若松城は地元の人たちに鶴ヶ城と呼ばれているのでしょうか?
現在は会津若松城が正式ですか、実は以前は鶴ヶ城だったんです。
鶴ヶ城は梯郭式の平山城で、1384年頃芦名直盛氏によって建てられた「黒川城」が始まりとされています。その後黒川城の大改修を行った蒲生氏郷が、自身の幼名である「鶴千代」から「鶴」の字を引用したといわれています。しかし昭和9年に国に認定された史跡になる為には地名を付けないということで、「(会津)若松城」の名がつけられました。そこから会津若松城という呼び名が福島県外の人には広まったそうです。
また鶴ヶ城という同名の城が他にあるため、区別するためにも会津若松城と呼ばれているともされています。
ただ、会津の地元の方々は親しみを込めて昔からの呼び名を鶴ヶ城と呼んでいます。
そのため町中の看板も鶴ヶ城とされているものが多いんですよ。
会津若松城の城主は誰?最低限知っていてほしい歴史
会津若松城(鶴ヶ城)といえば、幕末の戊辰戦争や白虎隊でその名を知っている人も多いことでしょう。
会津若松城は、蘆名直盛が館を造ったのが始まりとされています。
度々、葦名氏と繰り返し争ってきた伊達政宗が、豊臣秀吉の制止を無視して葦名氏を滅ぼし手に入れました。しかし、豊臣秀吉に従うようになってからは会津を召し上げられ代わりに蒲生氏郷が入封しました。蒲生氏郷は、近世城郭に改造し、城下町を整備しました。彼の死後は、上杉景勝が春日山入封しました。戊辰戦争では約1ヶ月におよぶ激しい攻防戦に耐えた名城として、歴史的にも有名です。
一番最近では大河ドラマ「八重の桜」で舞台となりさらに観光地として人気です。
<歴代城主>
1384~1589 | 蘆名氏(著名な城主:蘆名直盛) |
1589~1590 | 伊達氏(城主:伊達政宗) |
1590~1598 | 蒲生氏(城主:蒲生氏郷) |
1598~1601 | 上杉氏(城主:上杉景勝) |
1598~1627 | 蒲生氏(城主:蒲生秀行) |
1627~1643 | 加藤氏(著名な城主:加藤嘉明) |
1643~1868 | 保科氏、松平氏 |