賃貸とホテルの違いを比較。1ヶ月間だけなら賃貸とホテルどっちがお得?
1ヶ月間の短期で泊まるところを探したいとき、あなたは何を思い浮かべますか?
多くの人が「ホテル」(ビジネスホテルなど)か「短期賃貸マンション」(ウィークリー、マンスリーマンションなど)を思い浮かべると思います。
もちろん人によって状況や好みがあるのでどちらが正解、ということはありません。
しかし、同じ「泊まるところ借りる」という形態でも借りる方法から大きく異なり、両者ともにメリットデメリットがあります。
ここではそんな「ホテル」か「賃貸マンション」を色々な面から比較してみましたので、参考にしてください。
ホテルと短期賃貸マンションの契約時の比較
ビジネスホテル/書類での契約は不要
短期賃貸マンション/契約手続きが必要
ビジネスホテルは通常のホテルに泊まる時と一緒です。
予約はインターネットや電話で行います。
宿泊時に住所や電話番号の記載など最低限の個人情報の提供は必要ですが、正式な書類で契約するということはありません。
対して、マンスリーマンションなど短期賃貸マンションは、一般の賃貸契約よりは簡易的になりますが契約書類を交わす必要があります。
最近では対面して契約を交わす時間がない人のために、郵送などでも大丈夫な場合が多くなってきています。
ホテルと短期賃貸マンションの料金面の比較
ビジネスホテル/原則1泊単位での料金設定
短期賃貸マンション/利用日数によって異なる(長く借りるほどお得)
ビジネスホテルは通常1泊単位での料金設定になっています。
歯ブラシなどのアメニティが補充されたり、清掃が入っての料金になります。
特に週末は観光などで利用する人が増えるので、金、土曜は価格が跳ね上がる場合があります。
対して、短期賃貸マンションは1ヶ月〜3ヶ月〜など、料金を段階的に設定していて、住めば住むほど料金が安くなります。
1ヶ月連泊するならビジネスホテルと短期賃貸マンション、どっちがお得?
清掃代なども入るので短い期間でもビジネスホテルの方が高いだろうと思う人もいると思いますが、
実際はビジネスホテルは平日料金などはお手頃料金で設定しているので、約1週間未満の滞在だとビジネスホテルの方がお得になりやすい傾向にあります。
逆に一週間以上の滞在だと短期賃貸マンションの方が割安になる可能性が高いでしょう。
ですので、1ヶ月連泊するなら短期賃貸マンションの方がお得になります。
ホテルと短期賃貸マンションの過ごし方の比較
ビジネスホテル/炊事は不可能、清掃は不要
短期賃貸マンション/炊事は可能、清掃は必要
多くのビジネスホテルにキッチンは付いていません。
ですので、食事は外食かお弁当などを買ってくることになります。
ビジネスホテルによっては朝食がサービスで出るところもあります。
清掃面で言えば、基本的にビジネスホテルは毎日清掃が入ります。
タオルやシーツを交換してもらえますし、消耗品もすぐに補充されます。
洗濯はランドリーが併設されている場合が多いのでそこで自分で洗濯するようになります。
何よりわからないことがあったり問題点があればフロントで相談に乗ってくれるので、慣れない場所に宿泊するという点で安心感が得られるでしょう。
対して短期賃貸マンションはキッチンが付いており自炊をすることができます。
別に料金が発生する場合がありますが、炊事用品なども借りれる場合が多いです。
短期賃貸マンションはホテルのように清掃が入らないので、自分で行うことになります。
掃除機などの家電はすでに部屋についている場合が多いです。
ビジネスホテルのメリット・デメリットまとめ
【ビジネスホテルのメリット】
・契約が不要、予約が簡単
・アメニティグッツが揃っている
・毎日清掃が入る
・フロントに相談できる
・駅近、繁華街に近いことが多い
・一週間以内なら意外と割安
【ビジネスホテルのデメリット】
・炊事ができないため食費がかさむ
・部屋が賃貸マンションよりも狭い、壁が薄い
・来客をNGとしているところもある
短期賃貸マンションのメリット・デメリットまとめ
【短期賃貸マンションのメリット】
・自分の部屋のように利用出来る
・最低限の家具、家電が揃っている
・自炊が可能
・基本的に一般の賃貸マンションと変わらない部屋の大きさ、壁の厚さ
【短期賃貸マンションのデメリット】
・期間が延長できない
・家事や清掃は全部自分で
いかがだったでしょうか、ビジネスホテルを利用するか、短期賃貸マンションを利用するかは、滞在日数や、場所、目的などにとによって異なります。
自分にとってどちらが合っているのかよく比較し、考えて選択しましょう。