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結婚式の時間は何時が良い?開始時間帯や平均時間など結婚式の時間の決め方

 2018/09/13 結婚
この記事は約 12 分で読めます。 21,212 Views

結婚式を挙げることが決まったら、具体的な日取りや時間帯を考える必要があります。
大安、友引などの吉日や、仕事が休みに当たる土日や祝日などを考慮して日取りはきちんと決めているという方でも、挙式の時間までは考えていなかったために、いざ予約をという段階で悩んでしまい決められなかった…ということも。
最近ではナイトウェディングも流行りですし、特に何時からという正解はないので、自分のゲストが来やすい時間に開始できるようにしたいですよね。結婚式のベストシーズンともなると、人気のあるウェディング会場の予約は早い者勝ちですので、日取りだけでなく時間もあらかじめ決めた上でスムーズに進めていきましょう。

ここでは結婚式のスタート時間に、ついてそれぞれの時間帯についてメリットデメリット。また、同時に結婚式にかかる時間など結婚にまつわる時間あれこれについてもまとめます。

日取りや時間を決める時は、まずは両親に相談しよう

挙式の日取りもそうですが、時間を決めるときには両家の両親に相談して決めた方が無難です。
年配者には午前と午後で吉か凶かという六曜にこだわる方も多いので、親戚やゲストに年配者がいる場合は後々のトラブルを避けるためにも両親の意見を聞いておくと安心ですよ。(六曜については後ほど説明します)
また、会場までの所要時間や交通手段などを計算に入れた上で、ゲストが訪れやすい時間を選ぶのがベストですが、自分たちの友人や仕事関係の人の事情はわかっても、普段交流のない親戚の事情まではなかなかわからないものですよね。
そのため、午前と午後のどちらが都合がいいのか、遠方の親戚の宿泊をどうするのかなど、あらかじめ両親と相談しておくといいですね。

親戚から友人まで多くのゲストを呼ぶ結婚式ですから、なかなか全員のベストで考えるのは難しいかもしれません。ただ、結婚は両親にとってもハレの場、できるだけ意見を取り入れて、よりみんながベターになる時間帯を決めましょう。

結婚式の前に結婚の年齢がきになる方はこちらの記事がオススメ
>>女性の結婚年齢の平均29歳を超えたら本気でこの5つを問いかけよう

そもそも結婚式にかかる時間ってどのくらい?

そもそも、結婚式にはどのくらいの時間がかかるのでしょうか。
結婚式、披露宴、また二次会などにかかる時間を把握しておいた方が逆算して開始時間を決めることもできますよね。

結婚式にかかる平均時間

教会式、神前式、人前式など結婚式でも様々なスタイルの式がありますよね。

どの挙式スタイルでも30分程度と考えて良いでしょう。

ただし、その後チャペルや神殿から披露宴会場への移動や休憩で30分程度必要なので、合計1時間程度が平均的にかかる時間になります。人前式ですと、演出によってはやや短めになる傾向があります。

披露宴にかかる平均時間

披露宴は2時間〜2時間半が平均的な時間となっています。

どのような演出を盛り込むか、またお色直しの回数などでも時間が変わってきます。
お色直しを3回入れると3時間超えてしまうことが多いようです。また、人数が増えるほどテーブル数も増えるのでテーブル回りに時間がかかったり、高砂にゲストが訪問する時間が増えるために基本的に長引く傾向にあります。

ただし3時間を超えるとゲストが長いと感じてしまう方も多いようなので、なるべく2時間半程度に収めるか、長くてもゲストが楽しめるような演出を考えるといいでしょう。

二次会にかかる平均時間

二次会は、ホテルの部屋やレストラン、おしゃれなバーなどを貸し切って行われるケースが多いです。

二次会にかかる平均時間は2時間。

一般的な飲み放題の宴会時間を同じくらいになりますね。この時間は新郎新婦の入退場を除いての時間になりますので、受付から考えると2時間半程度になるでしょう。

午前、午後、夕方。結婚式の時間帯のパターン

結婚式の時間帯は大きく分けて、午前と午後、そして夕方の3パターンに分かれます。
午前では一番早い時間を9時からに設定している会場もありますが、10時、11時、11時半からというのが一般的です。
披露宴はたいてい結婚式の1時間後に行われることが多いので、9時、10時に挙式をした場合は披露宴の開始時間も午前中ということになります。午前の中でも11時や11時半の挙式なら、披露宴も12時〜12時半からとなりちょうど昼食の時間と重なります。

午後の挙式ですと、だいたい13時〜16時くらいの時間帯に行われます。この場合、披露宴は14時〜17時となるのでちょっと遅めの昼食、もしくは早目の夕食を兼ねるような形になります。

また、ここ最近注目を集めているのが、ナイトウェディング。これは文字通り夕方から夜に行われる結婚式で17時〜18時頃にスタートするウェディングスタイルです。

一般的には春・秋のベストシーズンの午後、特に土曜の午後が人気が高くすぐに予約が埋まってしまうので、早めに決めて申し込むのがお勧めです。それでは、時間帯ごとに詳しく見ていきましょう。

午前から結婚式を始める場合のメリット、デメリット

午前から結婚式を始める場合、式場にもよりますが以下のような時間のパターンが考えられます。

挙式 披露宴 二次会
10:00~10:30 11:00~13:30 16:00~
11:30~12:00 12:30~15:00 18:00~

メリット①帰宅時間が早くなるので楽

午前に挙式を行った場合、披露宴を含めても早めの時間に終わるというメリットがあります。
二次会に参加する予定のない親族や親戚は披露宴が終われば解放されるので、帰りの交通手段を気にする必要もなく帰宅してからゆっくり休むことができます。特に年配の方の場合、あまり遅い時間帯だと体力的にきつく感じることもあるので、このメリットは大きいでしょう。

メリット②お昼の時間に重なる

午前の挙式だとその後の披露宴が昼食の時間と重なりやすいので、食事を美味しく食べてもらえるというメリットもあります。
披露宴の料理はゲストにとって披露宴で出される食事も楽しみの一つですので、空腹を我慢しすぎることなくちょうどいい時間帯に食事ができることは嬉しいですよね。

メリット③縁起をかつぐ年配者に人気

結婚式は午前から、と考えている年配者の方もいらっしゃいます。これはお祝いは午前中に行うのが「吉」と昔から言われているからです。
六曜でも午前中が吉をされている日があるので、ご年配の方が多く参列する場合は六曜をチェックしておきましょう。

デメリット①支度を早めにしなければいけない

開始時間が午前ですと当日、支度のためにかなり早い時間から行動しなければならないことが挙げられます。
花嫁は、だいたい挙式の2時間半〜3時間前までには会場に着いていなければなりません。9時や10時の挙式となれば6時〜7時半くらいには会場に到着している必要があるので、自宅を出る前の準備や移動の時間も含めると起床もかなりの早朝となり、朝食をとる暇もなかったなどということになりかねません。
また、早朝で準備が大変なのはゲストも一緒です。特に女性のゲストは、ヘアメイクや着付けを必要とする方が多いので尚更です。開店前の美容院でお願いする場合は割増料金を取られることもあり、更なる金銭的な負担をかけてしまう可能性も…。
また、遠方からのゲストにとっては当日の移動では間に合わない場合もあるので、前泊してもらうことも考えなければなりません。その場合、結婚式にかかる費用と別にゲストの宿泊費もかかるということを頭に入れておく方がよいでしょう。
理解を得やすい身内だけの式というのでもなければ、午前の早すぎる時間帯の結婚式はできるだけ避けた方が無難です。

デメリット②二次会までに時間が空いてしまう

二次会は一般的に夕方以降に開始されることが多いので、朝早い式の開始だと披露宴が終わってから二次会の開始時間まで間が空いてしまいます。その場合、別の場所で時間を潰さなければならなくなる場合もあるので、二次会の開始時間を早めるか、そもそも二次会をやらないようにするなどの対策が必要でしょう。

午後から結婚式を始める場合のメリット、デメリット

午前から結婚式を始める場合、式場にもよりますが以下のような時間のパターンが考えられます。

挙式 披露宴 二次会
14:00~14:30 15:00~17:30 19:00~
15:00~15:30 16:00~18:30 20:00~

メリット①支度を急がなくても良い

午後から結婚式を開始する場合、時間の面で午前と逆になります。
この場合の一番のメリットは朝早くから支度しなくて良いことです。女性ですと披露宴に出席するために美容室などにいく場合もありますが、早朝からでなくゆっくり支度ができるのはゲストも助かりますよね。

メリット②2次会への待ち時間が少なくすむ

午前から結婚式を行うと、時間によっては二次会までにかなりの時間が空いてしまい、ゲストはそれぞれ別の場所で時間を潰さなくてはいけない場合があります。それに対して、午後から結婚式を開始する場合は、二次会の時間の開始がちょうどよく設定されていることが多いので、余計な時間を使うことなくスムーズに二次会へ移動することができます。

デメリット①ランチの時間が中途半端になってしまう

午後から結婚式を開始する場合、特に2時以降開始の結婚式ですと、挙式後の披露宴でご飯を食べられる時間が3時前後になってしまいます。ゲストはご飯を食べてから参列すべきかどうか悩ましくなってしまいます。

夕方から結婚式を始める場合のメリット、デメリット

夕方から結婚式を始める場合、式場にもよりますが以下のような時間のパターンが考えられます。

挙式 披露宴 二次会
18:00~18:30 19:00~21:30 ×

メリット①ナイトウェディングならではの演出ができる

最近流行りのナイトウェディングですが人気の理由の一つとして、夕方や夜ならではの演出ができるということが挙げられます。
・夕日、夜景を見ながら披露宴ができる
・キャンドルやペンライト、花火の演出が可能
など昼間の結婚式ではできない、ナイトウェディングならではの演出はゲストも盛り上がること間違いなしです。
また、夜からというメリットを生かして、真夏の暑い日や平日の仕事帰りでも参列しやすくすることができます。

メリット②ディナータイムと合わせることができる

17時、18時くらいから始まることが多いナイトウェディングはちょうど夕食の時間に配膳されるので、ゲストもご飯の心配をすることなく安心です。

メリット③比較的予約が取りやすく安価なことが多い

最近人気のナイトウェディングですが、まだまだ日中の挙式よりは比較的予約が取りやすいです。また、ナイトウェディングはキャンドルを基準とした装飾になりやすいので、花をたくさん使用する日中の披露宴よりも比較的安価に抑えることができます。会場費もリーズナブルに価格を設定しているところが多いので、費用を少しでも抑えたいというカップルにもオススメです。

デメリット①年配者や小さい子供のゲストがいる場合は不向き

ナイトウェディングを行うカップルが増えてきたと言っても、やはり終了時間が遅くなってしまうので親族などの年配者や小さい子供などが参列する場合は、理由がない限り避けた方が無難です。

デメリット②遠方の人は宿泊が必須

ゲストに遠方から参列する人がいる場合、披露宴の終わりが22時近くなる場合がありますので、どこかに宿泊しなくてはいけなくなります。その場合は宿泊先の手配や宿泊費も必要になりますので、遠方のゲストが多い場合は控えた方がよいでしょう。

六輝(六曜)は日にちだけじゃなく時間も関係ある!

六輝(六曜)で結婚式の日にちを決める人は多いのではないのでしょうか?
六輝(六曜)は暦の中でも有名な暦注の1つで、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種類が1日ごとに巡っていくことが特徴です。実は六輝(六曜)は日にちだけでなく時間にも関係しています。時間に迷った場合は六輝(六曜)を基準に考えることもいいでしょう。特に親戚やご年配の方が多く出席する結婚式は六輝(六曜)に吉にしたがって日時を決めた方がいいでしょう。

大安(たいあん)

ご存知の通り、六輝(六曜)の中では一番縁起のいい日です。
「大いに安し」の意味。六曜の中で最も吉の日とされています。
終日吉なので、結婚式はもちろん、両家の顔合わせや結納も大安の日に行われることが多です。

友引(ともびき)

日本では「友を引く」という意味で使われているため、大安の次に結婚式に適しているとされています。
友引は昼は凶。午前、夕方、夜は吉。ですので午後いちばんの結婚式は避けたいところです。

先勝(せんしょう/さきがち)

「先んずれば即ち勝つ」の意味。万事に急ぐことが良いとされる。
午前が吉で午後が凶。14〜18時は凶。先勝の日に結婚式をするなら朝いちばんにするのがオススメです。午前中から式を始めれば午後になってもOK。

先負(せんぷ・さきまけ)

先負とは、先勝と真逆の「先んずれば即ち負ける」という意味。何事も急がず慌てず、控えめに過ごすのが良いとされています。午前中の結婚式は吉ですが、14〜18時は凶。結婚式を行なう場合は午後からにすることをオススメします。

先勝(せんしょう・さきがち)

先勝とは、「先んずれば即ち勝つ」という意味を持ちます。午前中の結婚式は吉ですが、14〜18時は凶。先勝の日に結婚式をするなら朝いちばんがいいでしょう。大安、友引と比べるとそこまで人気は高くないため、比較的予約が空いている場合が多く予約しやすいです。

赤口(しゃっこう・しゃっく)

赤口の「赤」という漢字が刃物や火を連想させることから、仏滅の次に縁起が悪く結婚式には不向きな日どりです。午の刻の11〜13時が吉、それ以外が凶とされています。

先負(せんぷ/さきまけ)

万事に平静であることが良いとされ、勝負事や急用は避けるべきとされる。午前は凶だが、午後は吉。「先負」の日は午後は吉日なので、「先負」の日に結婚式を挙げるならお昼過ぎ、すなわち12時以降なら結婚式を挙げるのに良い日取りです。

仏滅(ぶつめつ)

「仏も滅するような大凶日」の意味。もしくは「物滅」として「ものを失う」の意で凶。六曜の中で最も凶の日とされ、婚礼などの祝儀を忌む習慣がある。ただし、仏滅に結婚式を挙げるカップルは少なく、これも縁起を重んじる日本ならではの特徴だと言えます。ちなみに終日凶とする説と、午後は縁起がよいとする説に分かれる。

自分たちにとって最高の式にするためにも、ゲストにいい結婚式だったと満足してもらうためにも、様々な方向から考慮した上でベストな挙式時間を決めてくださいね。

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