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披露宴の時間と流れ

 2018/09/13 結婚
この記事は約 4 分で読めます。 8,842 Views

もともと披露宴は親しい人に結婚したことを報告、披露する場ですが、近年では家族やゲストに感謝を伝える場というコンセプトに変わってきています。
そのため、ゲストへのおもてなしの気持ちとして料理にこだわるカップルも多く、また準備も含めて披露宴の要所要所でゲストに参加してもらうゲスト参加型が人気です。
最近の傾向としては会場から提案された式次第をそのまま取り入れるのではなく、ふたりらしい演出を盛り込んでスタッフとともに作り上げていくスタイルが主流になっています。
とは言え披露宴の全体的な流れは従来通りの場合がほとんどで、お色直しをはさんで前半と後半に分かれる構成になっています。
披露宴の所要時間は、平均すると2時間30分。長いように感じるかもしれませんが、ウェディングケーキ入刀にお色直し、キャンドルサービスなどと予定を入れていくとかなりタイトなスケジュールになるものです。
さり気なくふたりらしさが感じられて、ゲストを飽きさせず喜んでもらえるような披露宴にするためにも基本的な流れをしっかり押さえておきましょう。

披露宴の時間は人数、地域によって違う?

披露宴の所要時間は2〜3時間くらいで、2時間半というのが一般的です。
しかし地域によっては4〜5時間かけて行うところもあり、招待客が多くなるほどそれに伴って披露宴の時間も長くかかる傾向にあるようです。
特徴的なものとして北海道では会費制で行われ、招待客の人数も100〜300人とかなり盛大ですが、時間的には2時間程度でそれほど長くはかかりません。
沖縄でも招待客は200〜300人と多く、余興が盛大に行われるため長時間に及ぶ場合もあるようです。
また、招待したいゲストの人数が多いときに披露宴を二部制にするというカップルもいます。これは披露宴を二回に分けて行う方法で一回目は親族や親戚、二回目は友人や同僚を招くというのが一般的。
親戚や会社の上司にはきちんとした披露宴に招待したいという親の意向と、友人をたくさん招いてアットホームなパーティー形式にしたいという新郎・新婦の意向を両方汲むことができるスタイルです。

披露宴の流れ(前半)

披露宴前半は新郎新婦の入場から、お色直しのための退場まで。
披露宴には欠かせないウェディングケーキは生ケーキが主流で、食後のデザートとしてゲストにふるまわれます。
お色直しで新郎新婦が不在の間、ゲストが退屈しないようにふたりのプロフィール映像を流すなどの演出も人気があります。

(1)新郎新婦入場
(2)開宴の言葉
(3)新郎新婦の紹介(司会者がふたりを紹介します。仲人がいる場合は仲人の紹介もします。)
(4)主賓の挨拶
(5)乾杯
(6)ウェディングケーキ入刀(最近はケーキカットの後、お互いに食べさせ合うファーストバイトが定番。)
(7)会食スタート(シェフから料理の説明があることも。)
(8)新郎新婦退場(新婦の方が先に退場します。退場の際、身近な人にエスコートをお願いしても。)

披露宴の流れ(後半)

披露宴後半は新郎新婦の再入場から、閉宴後の招待客のお見送りまで。
定番のキャンドルサービスの他に、新郎新婦が灯したキャンドルの火をリレーのようにまわしつけていくキャンドルリレーも人気のある演出です。
また、キャンドルサービスの代わりにテーブルをまわる際にドラジェを手渡しするドラジェサービスや、テーブルごとにゲストと一緒に写真撮影をするフォトラウンドなどもあります。

(9)新郎新婦再入場
(10)キャンドルサービス(各テーブルをまわりながらキャンドル点灯。)
(11)余興・スピーチ
(12)新婦による手紙朗読(新婦が両親への感謝の手紙を朗読する、披露宴のクライマックス。)
(13)花束贈呈(新郎新婦から両親へ花束や記念品を贈呈します。)
(14)両家代表からの謝辞(両家とも一言ずつ述べる場合も。)
(15)新郎からの謝辞
(16)閉宴の挨拶
(17)招待客退場・お見送り

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