子供部屋の間取りは、○○が鍵。勉強ができる家づくり。
せっかく家をつくるのに、子供が勉強しない部屋ならいらないですよね。
子供部屋の間取り。まず考えるのは勉強のことでしょうか。
悩んじゃいますよね。
子供部屋は、勉強しやすい間取りを考える。
親だったら当然ですよね。
東大に行く子はリビングで勉強。部屋は寝るため
でも、最近、こんな話が出ています。
「東大に行く子はリビングで勉強してた」
教育雑誌によく出てるんです。最近。テレビでも取り上げられることも多いです。
家を買ったにもかかわらず、最近子どもが自分の部屋ではなく、家族が集まるリビングを使う家庭が増えているようです。
わたしたちは、リビングで勉強していると
「部屋でやんなさい、何のための部屋なんだ」
と言われてましたよね。
親子関係が変化なのでしょうか。
ってことは子供部屋はいらないということ?
というわけではありません。
必要です。
自分のことを考えてみてください。
自分の部屋、欲しかったでしょ。
- 兄弟といっしょ。
- 親といっしょ。
なんて最悪です。そんな家にいたくない。
しかも、なんかあまった部屋が自分の部屋。
そんな子供部屋の間取りだったら最悪ですよね。
あまった部屋でもいいですよ。好きに使わせてもらえば。
自分の子供部屋の思い出って何ですか?
考えてみてください。
友達とのコミュニケーションの場、遊び場。
もしくは、
自分だけの空間。
自分の好きなような秘密基地。
壁だって、なんだって好きなようにしたい。
そう考えると、不思議です。
建てた時と将来、一番変わっているのが、実は子供部屋かもしれません。
昔は、なかったインターネット。間取りを考え、部屋にどう配線を引くか考えませんでしたか。
見苦しい。配線。それを考えたら、子供部屋の配管設備は大きめに。
一番発展する部屋ですよ。
今までの子供部屋間取りプランのポイント
玄関から遠く。
これがポイントです。
入り口に近いと集中できないからですね。
ピンポンっと、集中しているところに邪魔がはいったら、たまったもんではありません。
これが今までの子供部屋の間取りの常識でした。
玄関からは遠く。
とは言っても、 必ずリビングを通るメリットがあります。
子供部屋にいくのには、必ずリビングを通る間取り。
子供の毎日の様子がわかるようになる。
必ず、そこであいさつ。
「おはよう」も「いってきます」も
「おかえりも」も「ただいま」も
必ずリビングを通る間取りから、家族が必ず会う作りにしている。
そうすれば、知らない友人を招き入れの防止、夜、勝手に外出するということの防止と非行にはしることなんかありませんよね。
そういう間取りですよ。
これって、2000年の家の作りには特に強調されているようです。
でも、いや。必ず玄関を通る間取りのデメリット
でも、考えてみてください。
旦那さんと喧嘩したとき、リビングでテレビをみている旦那さんと顔をあわせるのは嫌じゃないですか。
でも、子供の場合だったら、いいんです。そうですか?本当にいいのでしょうか。
また、友達が遊びに来たとき。
友達がリビングを通る。お父さん、居眠りなんかしててはいけません。
娘さんに嫌われます。
いびきなんて最悪です。
また、テレビ番組も教養ある番組見てますか。クダラナイ番組を見ているお父さん。
娘さんから冷たい視線。
この子供部屋までの間取り。大人だってリビングで気が抜けない。
そして、子供の部屋に荷物をいれるとき、リビングを通過。
大きい荷物を運ぶ。リビングにはソファーや家族用の机。
1回、1回、どかして運ぶ。また元に戻す。めんどくさい。買ってきたけど。
あとでやろうと、とりあえず置いとく。リビングにたまる荷物。
何を買ってもリビングを通過するのでリビングの片付けが必要。
そんなことしたら、子供があまり、自宅に友達を招き入れなくなりますよ。
いつもどこか出かける。
その原因。この間取りかもしれません。
とはいっても、子供部屋ですからね。
じゃあ、部屋どうしますか?
年が離れているならぜったいに独立型
この間取りがおすすめはこんな兄弟。
- 子供部屋単体で寝るスペースや勉強スペース
- 個性がでてくるので色などが変わる
年が離れた兄弟なら、年上の方は、自分に干渉されたくないですよね。
そして、自分の個性も出したい。
小さい弟や妹のために我慢してきたことは、これまでだっていっぱいあった。
だから、ここは自分の意見を通したい。
そう考えると、独立型の子供部屋の間取りが人気があるようです。
年子の兄弟におすすめのワンルームツードア型
小さいうちは2部屋分の大きさを1室で共用で使用の間取り。
年齢が近い兄弟姉妹がいる場合は、2部屋分の大きさを1室で共有することが多いようです。
部屋を共有することで、兄弟同士で折り合いをつけてスペースを使うことを学べるということから。
広さは4、6畳程度でよく、出入り口は引き戸か、ドア。
ガラススリットをいれるなど、閉めても繋がりを感じられうように。
成長に合わせて家具で仕切り
子供と言っても、生まれてから大人になるまで20年近く家を使いますよね。
自分の居場所も変わっていくもの。子供部屋は、その子の成長に合わせて、柔軟に見直します。
はじめは、ワンルームで使っていた自分たちの部屋。
それぞれ本棚や洋服入れなどの家具を仕切りに使い、各自のスペースを作る時期がきます。
そんなとき、このツードアが力を発揮します。
「今は同じ部屋だけど、大きくなったら個室をちょうだいね」
といってるのであれば、なおさら。
兄弟で広い一室を使ったあと、受験を控えたお兄ちゃんがお父さんの書斎を譲り受けて独立。
下の妹はワンルームとして1人で使い。
そんなことを考えるより効率的なのが、その後、本棚で仕切ってそれぞれの部屋へできるこの間取りなんです。
だから寝室共用型がおすすめな理由
これは、先に言った、リビング学習。
子供部屋は寝室として使う間取り。
- 最近のリビングは、オープンキッチン。
- 子供が勉強している背中を見守れる
- 子供も聞きたいことがすぐ聞ける。
そうすると、リビングに、本を置くのが理想的。
東大生で読書しない人はいないとの統計。
じゃあ、本もリビングにですよね。
こういった子どもが勉強にすぐ取り掛かれる間取り。
将来子どもが大きくなっても、パソコンスペース。
親のワークスペースなど有効スペースとして利用。
リビングは素晴らしい間取りとなるわけです。
そして、子供部屋は寝室。そして、学用品、ランドセルの置き場所に。
リビング学習するにしても、学用品・ランドセルの置き場所は必要。
これだけのものを置く場所は必要ですよね。
だから、子供部屋なのです。
また、夏休みや冬休みに持って帰ってくる教材。
絵の具やお習字道具など。これをリビングに置くわけにはいかないですから。
子供の学用品はここに置くってしっかりと決めてあげないと、お子様もどこに片づければいいのか分からなくなってしまいますよね。
間取りを考える前に、子供はいずれ独立するもの。
そして、子供は、高校、大学、そして社会人と独立していきます。
残るのは親。
ということは、長く住むのは、私たち親なんです。
子供部屋はそう考えると、いい思い出。
自分の自宅に帰った時の自分の昔の部屋を見ましたか?
物置。
そんな風になってませんか。
頑張ってたてて、将来、物置。
そうならないためにも物置をどう活用するかを考えておく必要があります。
とはいっても、いきなり個室は寂しい。
子供が孤立しない配置をおすすめします。家族の繋がりを感じられる工夫も。
親と一緒の部屋いた子に、いきなり新しい家ができたからといって、個室を与えても寂しさから活用できないことがあります。
だから一歩踏み出せばすぐ家族のなかに入っていける子供部屋なんていいと思いませんか。