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住宅ローン減税制度は増税後でも安心して家を買うためのローン

 2018/09/27 住まい
この記事は約 5 分で読めます。 3,286 Views

「家」は人生の中でも一番の大きな買い物。できれば安く。消費税増税前に。でも満足いく家づくりをしたいですよね。増税後でも安心して家を買うために、住宅ローン減税制度があるんです。

住宅ローン減税制度の拡充とは?
住宅ローンで家を購入する場合、購入者の金利負担を軽減を図るための制度。毎年末の住宅ローン残高または住宅の取得対価のうち、いずれか少ない方の金額の1%が10年間に渡り所得税の額から控除されます(住宅の取得対価の計算においてはすまい給付金の額は控除されます)。また、所得税から控除しきれない場合には、住民税からも一部控除されます。

平成26年3月までは最大2000万円(※条件的に3000万円)
→控除対象借入限度額の1%の200万円(300万円)
↓↓↓     ↓↓↓
平成26年4月からの消費税率引き上げにあわせて、最大4000万円(※条件的に5000万円)
→控除対象借入限度額の1%の400万円(500万円)
 ※長期優良住宅、低炭素住宅の場合はそれぞれ300万円(〜平成26年3月)、500万円(平成26年4月〜平成29年)
 
大幅に拡充されているでしょ。

住宅ローン減税制度の対象住宅は?
・新築住宅
・中古住宅
・増築
・一定規模以上の修繕・模様替え
・省エネやバリアフリー改修なども100万円以上の場合

※ただし、省エネやバアリアフリーの場合は、別のリフォーム減税(特定増改築等住宅借入金等特別控除)のほうが有利な場合があります。

2倍になった減税額。税金をたくさん払っている人の方が、住宅ローン現在制度を使うとお得になります。税金が少ない人は消費税が上がったら負担が増えるのでは?そんな人のための「すまい給付金」。収入によって給付額が変わる仕組みになあっているので、住宅ローン減税制度に当てはまらない人は、すまいの給付金を。

住宅購入時お得な制度は?住宅ローン減税制度とすまい給付金

住宅購入時にお得な制度があることご存知ですか?それは、この2つです。
①住宅ローン減税制度
②すまい給付金

増税後の政府の住宅取得支援策
2つの制度のまとめ

住宅ローン減税のまとめ
・毎年のローン残高の1%を10年間、所得税から控除
・所得税から控除しきれない場合、翌年の住民税からも一部控除
・住宅ローンの借入を行う個人単位で申請
・新築住宅、中古住宅対象となる

対象
①自らが居住するための住宅である(引き渡しから6ヶ月以内)
②床面積が50m2以上
③年収が3000万円以下
④住宅ローンの借入期間が10年以上など

消費税率5%の場合
控除対象借入限度額 2000万円(3000万円)
控除率 1.0%
控除期間 10年間
最大控除額 200万円(300万円)
※( )内は長期優良住宅・低炭素住宅の場合

消費税率8%、または10%の場合
控除対象借入限度額 4000万円(5000万円)
控除率 1.0%
控除期間 10年間
最大控除額 400万円(500万円)
※( )内は長期優良住宅・低炭素住宅の場合

詳しくは→こちら

すまい給付金のまとめ
・新築住宅、中古住宅対象
・申請は、取得住宅を所有している人(持分保有者)単位で
・給付額は、収入と取得住宅の持分割合に応じて
・現金取得の場合も利用可

◯給付額:住宅取得者の取得時に適用される消費税率に応じ設定さ。
収入額(都道府県民税の所得割額)によって給付基礎額が決まり給付基礎額に登記上の持分割合を乗じた額(千円未満が切り捨て)が給付されます。
消費税8%の場合で最大30万円、10%の場合で最大50万円が給付。

給付額=給付基礎額×持分割合
※給付基礎額:収入額の目安によって決定
収入の確認方法→市町村が発行する課税証明書に記載される都道府県民税の所得割額で確認します。
※持分割合:建物の登記事項証明書(権利部)で確認します。

詳しくは→こちら

住宅ローンの種類ってどのくらい?組んでからが勝負の住宅ローン

住宅ローンの種類って何種類あるかわかりますか?大きく分けると3種類です。

1、変動金利型
2、固定金利期間選択型
3、全期間固定金利型

だいたい言葉でイメージはできるかと思いますが、詳しく説明していきます。まず、変動金利型は金利が非常に安いのです。この金利は半年ごとに見直しがあります。

当然市場と連動するので、アベノミクスで物価が2%上昇すると、金利も連動して上昇する可能性があります。数年先の金利が見えないというデメリットがあります。ですが、低金利のうちに短期で支払い終えることができる人には向いています。

固定金利期間選択型は、3年、5年、10年などプランがあり、それぞれの固定金利期間終了後は原則、変動金利型に移行するといった、金利の見直しがあります。

全期間固定金利型は上記2つのタイプより金利は高くなっていますが、借り入れした時から返済が終わるまでの金利は固定されているので、資金計画が立てやすいメリットがあります。

住宅ローンは、組んで終わりではなく、支払い総額を下げる方法はいろいろあります。場合によっては、頭金なしであるタイミングで繰り上げ返済をするほうが、総額が下がることもあります。

あなたにあった住宅ローンの組み方を見つけてみてください。

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