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リビングダイニングはライフスタイルに合った間取りと家具の配置で快適なLDKに。

 2018/09/26 住まい
この記事は約 5 分で読めます。 4,675 Views

家を建てようと思った時、まず最初に考えるのが間取りではないでしょうか。
いきなり家全体の間取りを考えるのは難しいので、まずは家族みんなで過ごすLDKから考えていくとイメージしやすくなります。
重要なことは、家族のライフスタイルに合わせた間取りにすること。
そこで、LDKの間取りや家具の配置を考える時のポイントをまとめてみました。

間取りを考える時は誰がどう過ごすかをイメージする

家の間取りを考える時、最初に考えておきたい場所がLDKです。
リビングとダイニング、そしてキッチンがいわゆるLDKですが、ここは家族みんなが集まるところです。
食事を作るキッチン、家族で食事をするダイニング、そして、リラックスしてくつろぐリビング。
リビングは、家族が一日の中で最も長い時間を共に過ごす場所です。
そこで、まずはLDKの間取りを考え、それから家全体の間取りへと進んでいくと、イメージしやすいでしょう。

あなたの家のリビングは、主に誰が過ごす場所ですか?
リビングで過ごす時は、どんなことをしますか?

どのようなLDKにするかは、誰がどのように過ごす場所なのかを具体的にイメージすることで明確になります。

家族のコミュニケーションの場としてのLDKなら、家族が楽しく過ごせる工夫があるといいですね。
家族がくつろぐ場としてのLDKなら、リラックスできる空間にしたいものです。
来客が多く、たくさんの人が集まるLDKなら、おもてなしがしやすい造りがいいかもしれません。

とはいえ、リビングはどれか一つの目的だけに使うわけではありません。
そして、子供の成長とともにその目的も変化していきます。
だからこそ、その家で暮らす様子を具体的にイメージすることが、間取りを考える上でとても大切なのです。

LDKの家具の種類と配置は動線を考えて!

LDKに置く家具といえば、ダイニングテーブルやテレビ、ソファなどでしょうか。
これらの大きな家具は存在感があるので、家具の種類や配置はよく考えて決めるようにしなければなりません。

ダイニングテーブルは、ダイニングのメインとなる家具です。
4人家族だから4人掛けと安易に決めてしまいがちですが、週末に両親が来ることを考えて6人掛けにするという選び方もあります。
また、テーブルのまわりに、椅子の出し入れや人の動きを考えたスペースを確保しておくことも大切です。
キッチンから料理を運ぶ時に通りやすいか?なども考えておくと良いですね。

ソファの種類や配置を考える時も、リビングとダイニングを行き来する動線を考えておく必要があります。
たとえば、テレビの前を横切らないと行き来できない配置では、落ち着いてテレビも見ていられません。
食事を運ぶ時、ダイニングテーブルに座っている人に、毎回椅子を引いてもらわないと通れないのも困ります。
実際にどのように動くかを想像して、家具の配置を決めるようにしましょう。

また、リビングとダイニングの役割をしっかりと分けたい場合は、ダイニング側に背を向けてソファを置くといいでしょう。
こうすることで、リビングはリビング、ダイニングはダイニングと、それぞれが独立した雰囲気になります。
逆に、大勢の人が集まることが多く、リビングもダイニングもいっしょにワイワイしたい場合は、ソファをダイニング側に向けて置きます。
こうすると、お互いが向き合う形となり、コミュニケーションが取りやすくなります。

ライフスタイルに合わせたLDKにしよう!

間取りを考える時には、まず、家族構成やそれぞれのライフスタイルを見直してみましょう。
快適なLDKにするためには、それぞれの生活パターンを確認しておくことが大切になります。

LDKは、家族みんなで過ごすくつろぎの場としての役割が大きくなります。
家族が集まりやすく、リラックスできる空間になるような間取りを考えたいものです。

ワンルームのような一体型のLDKは、スペースが狭い場合でもLDKを広く使うことが可能です。
LDKのどこにいてもコミュニケーションが取りやすいのは、この一体型タイプの特徴です。
しかし、キッチンのニオイが部屋全体に広がりやすいので、換気には工夫が必要です。

キッチンを独立させたLD+Kタイプは、キッチンが丸見えになることを好まない方に人気です。
急な来客があっても、キッチンが丸見えにならないのは、主婦にとってうれしいポイントです。
また、小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめです。
ゲージなどでキッチンに入れない工夫もできるので、小さなお子さんがいても安全です。

リビングとダイニングキッチンを分けたL+DKタイプは、来客が多いご家庭におすすめです。
お客さんが来ても、キッチンやダイニングを見せることなくリビングに行くことが可能です。
そのため、家族が食事中でも安心してお客さんを迎えることができます。

リビング、ダイニング、キッチンが別々のL+D+Kタイプは、それぞれの空間が独立しているタイプです。
全体的に広いスペースを必要とするため、大きめの家向きです。
それぞれの空間にゆとりを持たせることができるため、ゆったりとしたLDKになります。

LDKは、家族が一日の中で最も長い時間を共に過ごす場所です。
家族みんなが快適に過ごせるLDKにするためには、家族のライフスタイルに合わせた間取りにすることが重要です。
また、動線も考えた上で家具を配置することで、暮らしやすいLDKとなります。
間取りを考える時には、その家で暮らす様子を具体的にイメージすることが、何よりも大切ですね。

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