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暑さの厳しい8月の結婚式はこうすれば素敵に演出

 2018/09/13 結婚
この記事は約 6 分で読めます。 7,086 Views


8月の結婚式にご招待すると反感を買うのでは・・・と思う方も多いはず。
暑さの厳しい夏の結婚式は、できるならば避けたいと思うのが大方の本音ではないでしょうか。
そんな8月の結婚式を、ちょっとした心配りと演出で思い出に残る結婚式にしてみませんか。

夏の結婚式と聞いて、まず一番に気になるのは、汗とお化粧崩れですよね。

結婚式に出席してくださるみなさんは、会場に入る前から準備が始まっています。
暑い中、美容室に行ったり、電車を乗り継いだりして、会場まで来てくださるのです。
ですから、到着されたらウェルカムドリンクはもちろんのこと、冷たいおしぼりを提供したり、汗拭きシートやあぶらとり紙、制汗スプレーなどをお手洗いに備えたりすると、とても喜ばれるでしょう。
場所によっては、シャトルバスを手配するのもいいですね。
席次表をうちわにするなんていうのも、気が利いてます。

そして何より、暑い中お越しいただいたことへのねぎらいと感謝の気持ちを言葉で示すこと。
一言あるだけで、それまでの不快感もうそのように、気持ちよく参加していただけるものです。

8月は日差しがきつく屋外よりも屋内中心で

太陽が降りそそぐ緑のガーデンで、フラワーシャワーにブーケトス、そんな映画のワンシーンのようなウエディングに、きっと誰もが一度は憧れたことがあるでしょう。
でも、ちょっと待って。
暑さの厳しい8月に結婚式をするのなら、屋外は考えものです。
結婚式は、みなさん正装して出席されます。
両親や親戚の年配の女性などは、留袖を着られる方も少なくありません。
男性もスーツ姿です。
特に女性は、お化粧崩れや日焼けが気になりますよね。
そして何より、花嫁自身も、暑さに加えてドレスの締め付けや空腹・緊張などで、気分が悪くなってしまうこともめずらしくないのです。

挙式や食事は室内で行い、途中、移動して屋外でフラワーシャワーやバルーンリリース、記念撮影などを行うことも多いですね。
屋外でのイベントは30分ほどのプランでも、花嫁がお化粧直しに入っている間や、新郎新婦が準備している間も招待客は外で待機するなど、かなり負担に感じるものです。
せっかく素敵なロケーションを選んだのだから、屋外で記念写真を撮りたいという気持ちもわかりますが、ただでさえ集合写真は時間がかかるものです。
それを炎天下で撮るとなると、汗は噴き出し、お化粧なんてとんでもない状態に・・・想像しただけでも泣きたくなりますよね。

また、特に年配の方には移動そのものが負担だったり、たっぷり汗をかいた後、冷房の効いている披露宴会場に移動したことで、身体が冷えてしまって寒くなることもあります。
中には、妊婦さんなど配慮を必要とする方もいらっしゃるかもしれないことを考えると、8月の結婚式はできるだけ屋内中心にしたいものです。

屋内で使用できる低温花火や、ドライアイスを使って涼を演出するのもいいでしょう。
ひまわりや貝殻を使った装飾も夏らしくて素敵ですね。
お色直しで、思い切って一気に夏を演出してみてはいかがですか。
夏らしい工夫を凝らした演出で、みなさんに喜んでいただける結婚式にしてください。

夏用の涼しい料理をリクエストしよう

結婚式のお料理は、招待客がもっとも楽しみにしているもののひとつです。
おいしいお料理は、最高のおもてなしでもあります。
お料理が結婚式のイメージを大きく左右するといっても過言ではないでしょう。

暑い8月の結婚式でのお料理は、見た目に涼しく、口当たりのよい夏らしいメニューがいいですね。

夏ならではの特別なお料理として、氷の器に入った冷製スープや、氷で作ったウエディングケーキというのはいかがでしょう。
みなさんの驚いた表情が目に浮かびますね。
お料理としてはもちろん、演出としても素敵です。
デザートにアイスクリームやカキ氷などを用意したり、スイカなど夏ならではの食材を使ったデザートや、フルーツのビュッフェなども喜ばれます。

とはいえ、室内は冷房が効いてるので、案外アツアツのお料理が喜ばれることもあります。
暑さを気遣うあまり冷たいものばかりに意識が向きがちですが、室内は冷房がしっかり効いているということをお忘れなく。
冷たい飲み物だけでなく温かい飲み物も用意しておくと年配者や女性などに喜ばれます。
好みに応じて自由に選べるようだとうれしいですね。

式場シェフは、夏の結婚式への配慮も心得たプロです。
夏用の涼しいお料理をリクエストすれば、きっと腕によりをかけてあなたの望みに応えてくれますよ。

お盆の時期だけは外そう

仕事や予算の都合で、お盆に結婚式をしたいと考えるカップルもあるようです。
確かに、まとまった休みを取るには、お盆休暇を利用したいと思うかもしれませんし、費用も断然抑えられます。
実家に帰省するついでに出席する人や、同窓会もかねて盛り上がることを楽しみにする人もいるでしょう。
でも、それは同郷の独身の友人に限っての話です。
結婚して家族のある人はもちろん、たいていの人は、実家に帰省してお墓参りや親戚にご挨拶に伺ったり、反対に長男の嫁なら、帰省してくる親戚のお迎えやお世話をしたりと、なにかと大変な時期なのです。
まとまった休みにしか行けない旅行を計画している人も少なくありませんね。

そもそも、お盆は仏事ですから、おめでたいことにはふさわしくないと考える人が多く、特に年配の方や田舎では受け入れられるのは難しいでしょう。

また、お盆の帰省ラッシュは凄まじく、チケットが取りづらい上に料金も割高です。
遠方の場合、宿泊が必要な場合もありますが、よほど早期でなければ予約が取れないこともありますし、もちろん宿泊費も高くなります。

お祝い事ですから、お盆に結婚式と聞いても、面と向かって悪く言ったり顔に出したりすることはないでしょうけれども、内心では非常識に感じる人も多いです。
実際、双方のご両親や親しい親戚の人に聞いてみてください。
全員が賛成してくれることは、まず無いでしょう。
本音を言える立場の人の言葉が、大多数の思いだと受け取ってください。
二人きりやごく少数の内輪だけで結婚式を挙げるというのでなければ、お盆の時期の結婚式はやめておいたほうが無難です。

暑さの厳しい8月の結婚式ですが、夏には夏にしかない良さもあります。
暑いからと敬遠するばかりではなく、より一層の心遣いで、みなさんに楽しんでもらえるような素敵な結婚式を演出してください。
暑くてもいい結婚式だったと、きっと心に残る一日になるでしょう。

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