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今どきのカップルは結納をしない?!人気は結納代わりの食事会

 2018/09/13 結婚
この記事は約 5 分で読めます。 3,714 Views

結婚を決めたカップルが最初に考えなければならないのが、結納をどうするかということではないでしょうか?
結納に対する考え方は地域性もありますし、若い二人と両親の世代では全く違っていることもあるので悩んでしまいますよね。

実際のところ、先輩カップルはどうしているのでしょう?
最近の傾向としては結納をしないカップルが増えているようです。

ここでは結納ありなしそれぞれを選んだ理由と、決めるときに注意したい点、結納代わりの食事会についてお伝えします。
結納をするかしないかで迷っている方は、参考にしてみてくださいね。

結納する派としない派それぞれの理由とは?

ゼクシィ結婚トレンド調査 2015によれば、結納・両家顔合わせの実施状況で「両家の顔合わせのみ行った」と「どちらも行わなかった」という人が74.6%という結果が。
一方、「両方行った」人は14.8%、「結納のみ行った人は5.8%と、結納の実施率は全体の2割ほどにとどまっています。
この結果を見る限り、現在は結納をしないで結婚を進めていくというスタイルが主流のようです。

結納の実施率については地域によっても違い、実施率の高い地域は次の通り。
1位 九州 40.6%
2位 福島 36.1%
3位 宮城・山形 33.9%

逆に、結納の実施率が最も低いのが北海道で8.4%、続いて静岡が11.8%、首都圏が12.1%となっています。

結納ありを選んだ理由

・親からの要望があったから
住んでいる地域や環境によっては、結納をするのが当たり前と考える親世代もいます。
当人たちは結納をしないつもりでいても親が結納を強く望んでいたので、結果的に行うことにしたという場合も。

・けじめをつけたかった
一生に一度のことだからきちんとけじめをつけたいと思うカップルもいます。
きちんと結納を行うことで、あとになっていい思い出になるというメリットもあります。

■結納なしを選んだ理由

・無駄なお金を使いたくなかったから
結納品や結納金など、結納にはけっこうお金がかかるものです。
結納にお金をかけるよりもその分を結婚式や新婚旅行、新生活にあてたいと考えるカップルが増えています。

・形式ばったことをしたくなかったから
結納というと形式ばって堅苦しいというイメージがあるので、面倒に感じてしまうことも理由として挙がっています。

・両家とも親が希望しなかったから
両家の親が結納は必要ないと言ってくれれば、ほとんどの場合問題なく結納なしに決まります。

結納ありなしの決定は両家に確認をとってから!

結納をするかしないかを決めるのは最終的には結婚する二人ですが、忘れてはいけないのが両家の両親の意見です。
皆の意見が同じなら問題ありませんが、意見が合わない場合、うまく話を進めて行かないともめてしまうこともあるので注意が必要です。

二人は結納をしたくないが親は結納を望んでいるケース

これはよくあるケースで、本当は結納をするつもりはなかったがこれを理由に結納を行うことにしたというカップルは意外に多いのです。
こういうときは、まずは親の意見をじっくりと聞いてみましょう。

一口に結納をするといっても「結納は絶対にしてもらわなければ困る」という強固なものから、「せめて形だけでもしてほしい」というようなものまで様々です。
親が結納を要望しているのはどういう理由からなのか、どのような形式の結納を望んでいるのかをきちんと確認します。
その上で、自分たちが結納をしたくないと考えている理由を説明してみましょう。

なかなか折り合いがつかない場合は、正式結納ではなく略式結納にする、結納金はやめて結婚記念品だけ贈り合う、などの案も出してみるのも一つの手です。

初めは結納をするつもりがなくても親の希望を叶える形で結納を行ったカップルからは、次のような感想も聞かれました。

・何よりも親がとても喜んでくれたのでそれだけでもやってよかったと思えました。
・これからこの人と結婚するんだという実感が湧いた。
・後でやっておけばよかったと後悔してもできないことなので思い切ってやってよかった。

最終的に二人の意見を通して結納をしないことに決まった場合は、顔合わせの食事会等でできるだけ親の意向をくむようにするといいですね。

一方の親だけが結納を望んでいる場合

妻側、夫側、どちらか一方の親だけが結納を望んでいる場合は、一歩間違えるとトラブルのもとになりかねません。
後々しこりが残らないようによく話し合うことが大切です。

・結納をしたい理由としたくない理由について
・結納をするとしたらどのようなスタイルにするのか

結納には結婚費用もかかわってくることなので、結納を行うにしろ行わないにしろ費用の分担のことも含めて話を進めるといいでしょう。

ゼクシィ結婚トレンド調査 2015の「両家の顔合わせの実施決定者」によると、「2人で」が72.2%、「夫の親」が11.4%、「妻の親」が5.2%となっています。
一般的に両家の意見が合わない場合は、夫側に従うことが多いようです。

結納しない派は顔合わせ食事会を選んでいる

現在は、結納をしない代わりに顔合わせのための食事会を行うのが主流となっています。
これから長いお付き合いをしていくわけですから、親睦を深めるためにも両家で顔合わせをする機会をぜひ持ちたいもの。
結納のように堅苦しいものではなく、肩の凝らないカジュアルなスタイルの食事会が人気です。

顔合わせの食事会を行う時期は、結納と同じで挙式の6ヶ月前が一番多く、続いて5ヶ月前、13ヶ月以上前となっています。

食事会を行う場所には、ホテルや料亭、レストランなどがあります。
和やかな雰囲気の中進められるように、皆の好みを聞いてベストの場所を選びましょう。
中には顔合わせ食事会用のプランを用意しているところもあるので、そういうものを利用してみるのもいいかもしれませんね。

結納はしなくても婚約指輪を購入するというカップルは多いですが、結婚記念品を贈り合うのに両家が揃った食事会は絶好の機会です。
食事が始まるとタイミングが合わなくなるので、食事前に渡す方がよいでしょう。

食事の後に皆で揃って記念写真を撮ると、一生の思い出となりますよ。

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